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六畳間から見渡す世界。音楽・旅行・お酒などを中心に、アンテナに引っ掛かったものを取り上げていきます。

営業が与えられる「価値」って何だろう?営業の「仕事」について考えてみた。

こんばんは!今日はとっても暑かった!夏らしい1日でしたね〜

さて、今日は「価値って何だろう?」というお話です。会社員で、かつ営業という立場である以上、価値(=お金)に関わる事が非常に多いです。お客さんとだけでなく、他部署との折衝がかなり多い毎日を送っているのですが、先日その折衝の中で考えさせられること多かったので、思考の整理がてら記事にしてみようと思います。

 

無価値なコミュニケーション

最初に書いた通り、私は営業マンの端くれとして日々あちこち駆け回っています。これは忙しいからと言うよりは、担当が明確でない業務は殆ど営業に降ってくるっていう意味でドタバタします。よく言えば色々経験できる、悪く言えば雑用ポジションですね。

うちの会社の社風は非常におおらかで、優しい人が多いです。それはいい事なのですが、その分とてものんびりしていて、お客さんからの依頼もあまり気にしないような雰囲気があります。いくら優しかろうが、お客さんの矢面に立つ身としては、そんなのダメ、絶対。何かあれば、都度いろんな部署にはめちゃくちゃ電話したりメールしたりして、猛フォローをかけて動いてもらうようお願いして回っています。

そんな中、いつものようにちょこちょこメールを送っていると、そのうち以下のような返信が。

「あなたとコミュニケーションをとる価値はありません。(要約)」

ええ、わかりますよ。私だってそんなにメールしたくありません。そのメール打ってる時間で別の事をした方が、明らかに生産的です。1か月くらい回答が来なくてお客さんも困っているから、なにか情報がないか確認したいと思ってキーボードを叩いているのですが。

そんなにカリカリしても仕方ありません。私はそう書きかけたメールをゴミ箱に叩き込み、「無価値なコミュニケーション」を終了させました。しかし、ここで終わるのも癪です。相手が言及している「価値」とはなんだろうと、考えてみようと思った訳です。

 

価値ってなんやねん

そもそも「価値」ってなんでしょう。goo国語辞典のリンク貼っときますね。

 かち【価値】の意味 - goo国語辞書

要は「役に立つかどうか」ってことですね。目に見えるモノで典型的な価値といえば、お金でしょうか。何にでも応用が効く最強の役立ちっぷりです。お金みたく目に見えなくても、何かしら役に立っている動きができれば、価値を生むと言えるのではないでしょうか。

上記踏まえると、件のメールは平易に言い換えると「あなたとのメールは、私にとって役に立ちませんよ」と言っている訳です。いや、「私と定期的に連絡しあっても、役に立てませんよ」というひっくり返ったお詫びだったという可能性も、、、いやいや、文の表面だけなぞりましょう。残念ながら、私の送ったメールは、その人にとって役立つ働きはできなかったようです。

 

仕事=役に立つ事 

さて、こうした「役に立つ」っていう活動が、「仕事」の本質だと私は常日頃思っています。

私が誰かのために役立ち、お客さんから報酬を貰う。役立ちっぷりと報酬の程度は基本的に連動し、その相互関係の集合体が市場であり、社会です。そういえば、価値を定量化する為に生まれたのがお金なんでした。お金考え太古の人は偉大です。

さあ、営業である私が行うべき「仕事」とは、何でしょう。それは、「お客さんから貰う価値を最大化すること=報酬を増やすこと」だと考えます。

お客さんと頻繁に直接やり取りする部門は、非常に少ないです。ちょこちょこっとお話しに出てきて貰う事もありますが、基本の窓口は営業が担当しています。そうした立場であるからこそ、営業はお客さんの役に立つべきであり、お客さんの役に立つことで報酬を増やすようあれこれ動きまくるのが「営業としての仕事」だと思っています。

 

同じ社員間で役立つって、正直難しい

なんか熱く語ってしまいましたが、それでは「同社社員間での役立ち方」ってなんでしょう。

色々と考えてみましたが、結論としては「営業は、(お客さんに役に立つという)仕事をしようとすると社内の人たちに明確に役立つことは無理」なんじゃないんでしょうか。厳密にいうと、お客さんの役に立つように動く、則ち「お客さん以外にとっては常に役立てるとは限らない」という事です。社員のために仕事をしている訳ではない、仕事のジャンルが違うんじゃないのかって。そういうお仕事は、総務とか所謂間接部門の役割なんじゃないかなぁって、思うのです。

 

敢えて社員に対して役に立てる事を挙げるとすると、精神的な快を与えるくらいでしょうか。コミュニケーションをよく行ったり、出張行った時にお土産買って帰ったり。

「若い頃お世話になったから、お返しをしに帰ってきた(やたら豪華な食事をしたり、なんかモノをプレゼントしたり)」みたいな美談、よくありますよね。そういう事ができれば、価値があるとかないとかの話は一気に解決しそうなものです。しかし、そうタイムリーにお返しできるとも限りません。可能な限りお返しはしていきたいですが、精神的なお返し(ありがとうと感謝して相手の幸せを祈る)も多くなりそうです。パトレイバーの後藤さんですね。

 

まとめ

色々考えた結論としては、いかのとおり。

・営業の仕事=お客さんにの役に立ち、報酬を最大化する事(≠言いなりになる)

・営業という立場で、同じ会社の社員に対して価値を与えることはすごく難しい。

・お土産は買って帰ろう。

私の立場は、お客さんに対して役に立って、報酬を貰って皆のお給料や会社を回すことです。それ以外のところに対しては、価値を与える役割は担っていません。むしろ負担となることばかりお願いする立場です。だからといって、面倒事を押し付けたりだとか価値がないだとか、言わないでほしいです。

だから営業が偉いんだ!言うことを聞け!というつもりは全くありません。相互依存の関係で会社は成り立っているんだから、お互いに思いやろうよ!と言いたい訳です。

明確に価値を受け渡しできる事ばかりではありません。お互いの立場を思いやれる度量の深さをつけていきたいなって思う、夏の夜です。